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ズビャギンツェフ最新作『ラブレス』日本公開決定

このたび発表となった第75回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションで、外国語映画賞にノミネートされた映画『ラブレス』が、18年4月に日本公開されることが決定した。

自分の幸せが最優先の現代人を容赦なく描くズビャギンツェフ最新作

一流企業で働くボリスと美容院を経営するイニヤの夫婦。二人はそれぞれ、別にパートナーがおり、一刻も早く別れて新しい人生をスタートさせたいと思っている。問題は12歳の一人息子アレクセイのことだ。夫婦どちらも、新しい生活に息子を必要としていなかった。ある晩、二人は激しく罵り合い、お互いに息子を押し付け合い口論をする。翌朝、学校に出かけた息子はそのまま行方不明に。彼らは必死で息子を探すがーー

ラブレス

映画『ラブレス』は、息子の失踪をめぐるサスペンスを軸に、結婚生活が破綻した夫婦が失敗した過去を互いに押し付け合い、新しい幸せを追い求める姿を描く作品。

アンドレイ・ズビャギンツェフ監督は、はじめての長編『父、帰る』(2003)でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞し、センセーショナルなデビューを果たした人物。『裁かれるは善人のみ』(2014)ではカンヌ国際映画祭・脚本賞、ゴールデン・グローブ賞・外国語映画賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネート。いまやロシアを代表する監督としてその地位を確固たるものにした彼の最新作となる。

本作は第70回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、さらにこのたび発表となった第75回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションでも外国語映画賞にノミネートされた。アンドレイ・ズビャギンツェフ監督にとっては2作連続のノミネートとなる。

映画『ラブレス』は2018年4月7日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー。

(C)2017 NON-STOP PRODUCTIONS – WHY NOT PRODUCTIONS

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