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吉永小百合、映画出演120本目は“北の三部作”最終章

女優・吉永小百合にとって120本目の出演作となる映画『北の桜守』が18年3月に公開となる。

北の大地を懸命に生きた親子の物語

息子夫婦と暮らし始めたてつ(吉永小百合)だったが、薪を使い米を炊き、近所から苦情を受けたり、金を払わず八百屋から葱を持ち去ろうとするなど、徐々に不可解な行動が目立つようになる。年老いたてつは、戦禍によるPTSDの後遺症に陥っていた。そして、てつ自身もその変化を自覚していく……。そんなある日、てつが突然、姿を消す。立派になった修二郎(堺雅人)に迷惑をかけたくないと思い、一人、網走に戻ろうとしたのだ。だが、網走の住宅はすでに取り壊されていた。帰る場所を失ったてつ。てつのために一緒に寄り添いたいと思う修二郎。二人は、北海道の大地を巡る過去への道行を始める。その旅は、親子の抱える禁断の記憶の扉を開けてしまうのだった――

北の桜守

映画『北の桜守』は、『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”最終章となる作品。戦後貧しさと飢えに苦しみながら極寒の北海道で懸命に生き抜いた母と息子が、十数年の空白を経て再会し、失われた記憶を巡る旅に出る姿を描く。

厳しくも温かい愛情を息子に注ぐ母・江蓮てつを演じるのは吉永小百合。本作は吉永にとって映画出演120本目の作品となる。また苦難を乗り越え米国でビジネスに成功し、老境に入った母と再び共に暮らすことを決める息子・江蓮修二郎役を堺雅人が演じる。吉永と堺は、今回が実写初共演となる。

さらに修二郎の妻・江蓮真理役を篠原涼子、闇米屋の仕事をてつたちに与え生活を助ける菅原信治役を佐藤浩市、てつの夫・江蓮徳次郎役を阿部寛が演じるほか、高島礼子、中村雅俊、笑福亭鶴瓶、岸部一徳ら実力派俳優たちが脇を固める。

メガホンをとるのは滝田洋二郎監督。『おくりびと』で世界を沸かせた名匠が、吉永と初めてタッグを組む。脚本を手掛けるのは“北の三部作”の全作品を手掛ける那須真知子。舞台演出には劇団「ナイロン100℃」を率いるケラリーノ・サンドロヴィッチ、また音楽は小椋佳と星勝が担当し、撮影監督には浜田毅と、各界の第一人者が集結する。

映画『北の桜守』は、2018年3月10日(土)より全国ロードショー。

(C)2018「北の桜守」製作委員会

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