酒井麻衣監督の最新作となる映画『ウィッチ・フウィッチ』の主演キャストが発表となり、小川紗良と萩原利久のW主演となることが決定した。
酒井麻衣監督最新作、公募614人から主演キャスト決定
大学の芸術学部・音楽科の3期生・イチゴは一見普通の女の子だが、魔女の家系である。一人前の魔女といえば男を虜にして魔力を強くしていくのが常だが、イチゴは早くに1人の男の子を好きになってしまったことから、魔力が弱いままである。そのイチゴの彼氏・ジンも実は狼族の家系なのだが、典型的な巨乳好き男子。エロい事が大好きで、おっぱいの誘惑には100%勝てない。そんな2人の恋の行く末や如何に――
映画『ウィッチ・フウィッチ』は、世界30カ国以上のユースメディア”VICE”オリジナル映画企画『ヘドローバ』(監督:小林勇貴)に続くiPhoneムービー第2弾となる作品。MOOSIC LAB 2015に出品された初監督作『いいにおいのする映画』で注目を集め、今年4月には『はらはらなのか。』で商業デビューを果たした酒井麻衣監督の最新作となる。
本作では、主演の男女を決定するキャスト募集が行われ、614人に上る応募があった中、最終オーディションの末、魔女のイチゴ役に小川紗良、狼男のジン役に萩原利久が選ばれた。2人はこのオーディションがきっかけで、酒井麻衣監督が手がけたハジ→ 「ラブレター。feat. 井上苑子」のMVでも共演。甲斐博和監督の『イノセント15」から3度目の共演となる2人が、新作では魔女と狼男という全く違う役柄でどんな演技を見せてくれるのかに注目が集まる。今回の発表にあわせて、小川紗良、萩原利久、酒井麻衣監督からのコメントがプレスパス!に到着している。
小川紗良
もしも魔法が使えたら、私も好きな人のために必死になるのかもしれません。ラブコメディー、挑戦したことのないジャンルですが、イチゴという役は今の私そのものです。好きな人や好きな事のために今もがいている全ての人に、この作品が届けば良いなと思います。この冬、一人前の魔女、目指します。
萩原利久
偶然なのか偶然ではないのか、小川紗良さんと『イノセント15』の共演から3年経ち、再び共演させていただけることが何より嬉しいです。お仕事の縁を強く感じました。前作で共演させてもらった時には自分の中では悔しい思いも残っていたので、今作ではリベンジの気持ちもどこかに持っています。「ファンタジー」「ラブコメディー」といった要素は今まであまり経験がなかったので挑戦が楽しみです。本編の撮影前に行われたMV撮影では、酒井麻衣監督の描こうとする世界観を小川さんとだったからすぐに共有できたと思うし、役作りの段階から新しいことへ挑む期待感も膨らみました。この3人でしか出せないものを作り出していきたいし、しっかり自分も作品を色付けていきたいと思います。
酒井麻衣監督
短期間で614人もの応募を頂き、全てが私にとっては予想外でした。小川紗良さんは元々、監督仲間として知っていましたが、いつもは凛としてクールな印象で、主人公のイチゴとはかけ離れたイメージでした。しかし、オーディションでみた、危なかっしくも真っ直ぐな魔法を使いたいという姿勢に主人公に似ているものを感じ、驚き、紗良さんにお願いしました。
萩原利久さんは、圧倒的なものを感じました。オーディションでしたが、私の想像するジン(狼族の子)を越えるものを感じました。お芝居のリクエストに対しても、自分が掴めるまで質問してくださり、しっかりと理解し、次のお芝居の望んでおり、素直に利久さんと一緒に映画がつくりたいと思いました。
このお2人と一緒にどんな世界をみせるのか楽しみにしております。そして、オーディションでは様々な出逢いがあり、主役でなくとも他の役をお願いしたり、新しく役を立てたりしました。皆さん、お楽しみに…!
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